こちらは昨年の10月にご案内させていただきました丸型ストーブガード・デラックスです。

この商品は、かねてから「他の色はないのか?」とお問い合わせをいただくことがありましたが、コスト面などに不安を抱え、着手すべきかどうか迷っておりました。
が、しかし、この度(と言っても昨年11月のことになりますが‥)踏ん切りをつけ、数量限定で試みることに。
施工するにあたり、どのような手順を踏めば良いかと、頼れる知人の元へご相談に伺いましたところ、天板は熱を帯びるからメラミン塗装がベターとのこと。
しかし、そのメラミン塗装を行う業者さんも現代は数少ないのだとか。
また、自分の頭の中では赤く塗るつもりでお尋ねしたのですが、その方曰はく、当時はオレンジだったそうな。
これらの情報を頼りに施工会社を探そうと意気込んだ矢先、弊社が長年お付き合いさせていただいている塗装会社のことを思い出しました。
早速、会社HPを拝見させていただきますと‥なんと、幸運なことに条件が当てはまるではありませんか。
はやる気持ちを抑えながら話を持ち込むと、すぐに施工に取り掛かって下さいました。
依頼したのは、(株)金田塗装工業さん
日頃より格別のご高配を賜っております。
色に関しては、完成像を想い浮かべるのが困難でしたが、ぼんやりとミッドセンチュリーの家具にあるかのようなオレンジ、また漆器に見られる朱色をイメージしておりました。
色合いは、こちらを参考にしました。
そして、色見本として、こちらを持参しました。笑
施工は、美しい仕上がりと耐用年数を考慮したうえで、丹念な下地処理のもと丁寧に塗装していただきました。
これにより 完成した画です。
光の加減により色艶/濃淡は異なりますが、発色の良いきれいな色に仕上がったと思います。
後に知ったのですが、当店から購入して下さったお客様が自分より先に試みておりました。
そのお客様の記事はこちら http://blogs.yahoo.co.jp/taro9500843/10408503.html
まぁ、結果的には真似をしたようなカタチになってしまいましたが、思い切って着手したおかげで色々と学ぶことができ、経験値を積めました。
それでですね‥この商品の購入を希望されるお客様には大変申し訳ないのですが‥
こちら、既に完売しております…。
はっ?大概にしろ!ですよね…。
事後報告も甚だしく、誠に申し訳ございません。
深くお詫び申し上げます。
※このたびの撮影は、NAMELESSさんにご協力いただきました。
古町ビル(古町通3)内で看板も出さずにひっそりと営む、アンダーグラウンドなセレクトショップです。(3Fだけど笑)
その独特なアプローチとスタンス、思想から放たれるラインナップや動向には多くのファッショ二スタが注目を寄せております。
また、この古町ビルは老朽化によりもうすぐ解体されるとも言われております。
古い建造物に興味のある方々や、飲食店が連なる2Fを懐かしむ方々は、いまのうちに足を踏み入れておいたほうが良さそうですよ。